FireMonkeyのTCheckBoxでチェックの状態を知るには

VCLのTCheckBoxはOnClickイベントが発生したときには、Checkedプロパティの値は更新されている

たとえば次のコードでは、チェックボックスをチェックすると”True”と表示される。

void __fastcall TForm1::CheckBox1Click(TObject *Sender)
{
  UnicodeString value = (CheckBox1->Checked ? "True" : "False");
  ShowMessage(value);
}

FireMonkeyのTCheckBoxでは、チェックの状態が変更される前にOnClickイベントが発生するようだ。
OnClickイベントではIsCheckedプロパティの値は更新されていない。

FireMonkeyアプリケーションの次のコードでは、チェックボックスをチェックしたとき”False”と表示される。

void __fastcall TForm1::CheckBox1Click(TObject *Sender)
{
  UnicodeString value = (CheckBox1->IsChecked ? "True" : "False");
  ShowMessage(value);
}

FireMonkeyのTCheckBoxでは、チェックの状態が変更されたことを知るにはOnChangeイベントを使うと良さそうだ。
OnChangeイベントでは、IsCheckedプロパティの値は更新されている。

void __fastcall TForm1::CheckBox1Change(TObject *Sender)
{
  UnicodeString value = (CheckBox1->IsChecked ? "True" : "False");
  ShowMessage(value);
}

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