「EurekaLog」は、アプリケーションに不測のエラーや例外が発生すると、開発者に報告してくれるDelphi/C++Builder用のツール。
以前に導入するまでの記事を書きました。
今回はEurekaLogのエラー報告方法について、考えたこととまとめます。
エラーの報告方法は、メール・HTTP・FTTPS・FTP・バグ管理システムの方法があります。
今までにメールとHTTPの方法を使用しました。
- メールによるエラー報告
利用者のメールアドレスがわかるので、エラーを修正したことをお知らせしたり、エラーが発生したときの状況を尋ねることができます。
利用者は自分のメールアドレスが開発者に知られることを気にするかもしれません。
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HTTPによるエラー報告
WebサーバーにCGIを用意して、エラー報告が届くと開発者宛にメールを送る仕組みを用意しています。
CGIスクリプトはEurekaLogのヘルプファイルに簡単なサンプルが掲載されていました。利用者から見ると、自分のメールアドレスを知られることないので気楽にエラー報告できます。
エラーを報告してもらいやすいことが長所です。欠点は、利用者と連絡が取れないことです。
エラーを修正しても伝えることができず、エラーの状況が不明でも尋ねることができません。
利用者のエラー報告のしやすさを最優先して、現在はHTTPによるエラー報告を使用しています。
なによりもエラー報告をもらうことが大切だと思いますので。