One-Click InstallerにRuby 1.8.7がないので、茨の道を進むことになった。
Ruby 1.8.7のインストール
「http://www.garbagecollect.jp/ruby/mswin32/ja/」から1.8.7の最新リリース版をダウンロードする。
ダウンロードが完了したら、ファイルを展開し、適当なフォルダに配置する。
ここではC:\ruby-1.8.7-p72-i386-mswinに配置したとする。
環境変数の「Path」を編集して「C:\ruby-1.8.7-p72-i386-mswin\bin」にパスを通す。
RubyGemsのインストール
「RubyGems」のページから「rubygems-x.x.x.zip」をダウンロードする。
ダウンロードが完了したら、ファイルを展開する。
コマンドプロンプトから展開したフォルダに移動して、次のコマンドを入力し、RubyGemsをインストールする。
ruby setup.rb
Ruby on Railsのインストール
「Porting Libraries to Win32」から「openssl-xxx-mswin32.zip」をダウンロードする。
ダウンロードが完了したら、ファイルを展開し、binフォルダにある「libeay32.dll」と「ssleay32.dll」をruby.exeと同じフォルダ(C:\ruby-1.8.7-p72-i386-mswin\bin)にコピーする。
「Porting Libraries to Win32」から「zlib-xxx-mswin32.zip」をダウンロードする。
ダウンロードが完了したら、ファイルを展開し、binフォルダにある「zlib.dll」をruby.exeと同じフォルダ(C:\ruby-1.8.7-p72-i386-mswin\bin)にコピーする。
これで、RubyGemsが使用できるようになる。
次のコマンドを入力し、Ruby on Railsをインストールする。
gem install rails
「msvcr90.dllが見つからない。」というエラーが発生する場合は、「Microsoft Visual C++ 2008 再頒布可能パッケージ」からダウンロードしてインストールする。
Ruby on Railsに必要なファイルのインストール
iconv-1.8.win32.zipをダウンロードして展開する。
libフォルダにある「iconv.dll」をruby.exeと同じフォルダ(C:\ruby-1.8.7-p72-i386-mswin\bin)にコピーする。
これで、rakeがインストールできるようになる。
次のコマンドを入力し、rakeをインストールする。
gem intall rake
「Porting Libraries to Win32」から「http://jarp.does.notwork.org/win32/readline-4.3-2-mswin32.zip」をダウンロードする。
libフォルダにある「readline.dll」をruby.exeと同じフォルダ(C:\ruby-1.8.7-p72-i386-mswin\bin)にコピーする。
これで、「ruby script\console」でエラーが発生しなくなる。
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