TJvBrowseForFolderDialogは、フォルダーを選択するダイアログを表示するコンポーネントです。
※TJvBrowseForFolderDialogはJVCLのコンポーネントです。JVCLをインストールすると使用できるようになります。
■使い方
- 選択フォルダーの初期値を指定します。
JvBrowseForFolderDialog1->Directory = "C:\\Documents and Settings\\yamamoto";
- ダイアログのルートフォルダーの位置を指定します。
RootDirectoryプロパティでは、ルートフォルダーの位置をTFromDirectory型で指定します。
JvBrowseForFolderDialog1->RootDirectory = fdMyComputer;
RootDirectoryPathプロパティでは、ルートフォルダーの位置をパスで指定します。
JvBrowseForFolderDialog1->RootDirectoryPath = "C:\\test";
- ダイアログの外観を設定します。
JvBrowseForFolderDialog1->StatusText = "ステータステキスト"; JvBrowseForFolderDialog1->Title = "タイトル";
- そのほかのダイアログの設定を行います。
Optionsプロパティでダイアログの設定をTOptionsDir型で指定します。
JvBrowseForFolderDialog1->Options << odEditBox << odIncludeFiles;
- ダイアログを表示する
bool ret = JvBrowseForFolderDialog1->Execute();
- 選択されたフォルダーを取得します。
//選択されたフォルダーのフォルダー名 UnicodeString DisplayName = JvBrowseForFolderDialog1->DisplayName; //選択されたフォルダーのフルパス UnicodeString Directory = JvBrowseForFolderDialog1->Directory;