C++BuilderでTJvBrowseForFolderDialogを使ってみる。

TJvBrowseForFolderDialogは、フォルダーを選択するダイアログを表示するコンポーネントです。

※TJvBrowseForFolderDialogはJVCLのコンポーネントです。JVCLをインストールすると使用できるようになります。

■使い方

  1. 選択フォルダーの初期値を指定します。
    JvBrowseForFolderDialog1->Directory = "C:\\Documents and Settings\\yamamoto";
    
  2. ダイアログのルートフォルダーの位置を指定します。

    RootDirectoryプロパティでは、ルートフォルダーの位置をTFromDirectory型で指定します。

    JvBrowseForFolderDialog1->RootDirectory = fdMyComputer;
    

    RootDirectoryPathプロパティでは、ルートフォルダーの位置をパスで指定します。

    JvBrowseForFolderDialog1->RootDirectoryPath = "C:\\test";
    
  3. ダイアログの外観を設定します。
    JvBrowseForFolderDialog1->StatusText = "ステータステキスト";
    JvBrowseForFolderDialog1->Title = "タイトル";
    
  4. そのほかのダイアログの設定を行います。

    Optionsプロパティでダイアログの設定をTOptionsDir型で指定します。

    JvBrowseForFolderDialog1->Options << odEditBox << odIncludeFiles;
    
  5. ダイアログを表示する
    bool ret = JvBrowseForFolderDialog1->Execute();
    
  6. 選択されたフォルダーを取得します。
    //選択されたフォルダーのフォルダー名
    UnicodeString DisplayName = JvBrowseForFolderDialog1->DisplayName;
    //選択されたフォルダーのフルパス
    UnicodeString Directory = JvBrowseForFolderDialog1->Directory;
    

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