『実践的データモデリング入門』で紹介されているデータモデルパターンの一部を紹介します。
このようなパターンを知っていると上手に効率よくモデリングできるのでしょうね。
■履歴モデル
商品の属性内容(コード・単価)の変更が変更される時に、商品を購入した際の履歴を管理するパターンです。
「履歴管理の話の際にとっさにこの2つのパターンが思い浮かべば、業務担当者へのヒアリングも的確なものとなるでしょう。」とのこと。
商品の属性内容を転記する方法
商品自身に適用開始年月日と適用終了年月日を持たせて管理方法
■組織モデル
ピラミッド型の組織階層を表すモデルのパターンです。
「処理特性・データ量・トランザクション量・更新頻度などを見極め、物理モデルで再考すべき」とのこと。
現実の組織を写像したモデル
再帰的に表現したモデル
■ロールモデル
同一企業が、状況によって「顧客」だったり「購買先」だったりするときのパターンです。
■取引モデル
BtoB(企業間の商取引)を汎化したモデル。
販売管理や購買管理のモデルへの応用も可能。