コンピュータが仕事を奪う

中流ホワイトカラー職が減少していく時代に良い職を得るには」という記事がはてなブックマークで人気を集めていたようです。
この記事に関心を持った人に『コンピュータが仕事を奪う』をお勧めします。

コンピュータが仕事を奪う』によると、ホワイトカラーの仕事は上下に分断されていきます。

  • 人間であれば多くの人ができるがコンピュータにとっては難しい仕事
  • コンピュータではどうしても実現できず、人間の中でも一握りの人々しか行えない文脈理解・状況判断・モデルの構築・コミュニケーション能力等を駆使することで達成できる仕事

上の記事で言うところの「良い職」とは、「人間の中でも一握りの人々しか行えない文脈理解・状況判断・モデルの構築・コミュニケーション能力等を駆使することで達成できる仕事」になります。
コンピュータに置き換えできない仕事なら何でもいいというわけではありません。
「人間であれば多くの人ができるがコンピュータにとっては難しい仕事」では、十分な給料は得られません。

これからのホワイトカラーに残される最も意味のある仕事は、何でしょうか。
それは、「コンピュータにはできない抽象化作業をし、その結果生じる低レベルの知的作業をコンピュータに代替させる方策を考えること」です。
元の記事では「これはコンピュータシステムで置き換え可能か?業務フローの改善によって不必要になりうる仕事か?アウトソース可能な仕事か?」という問いかけをしていました。
「これはホワイトカラーに意味のある仕事か?」という問いでしょう。

コンピュータが仕事を奪う』では、日本のソフトウェア開発の効率が他国に比べて低い理由とか、コンピュータが得意そうに見えて苦手な仕事とか、ビックデータの鉱山から鉱脈を掘り出すには数学かコンピュータの知識が必要だとか、他にもおもしろい話題がたくさんあります。

これからのホワイトカラーの仕事について関心があるなら、『コンピュータが仕事を奪う』を読んでみてください。
きっと得るものがたくさんあると思います。

新井さんの本は以前にも紹介しています。どの本もおもしろいですよ。

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