レシピ1.10 曜日の検出

RubyクックブックをPHPに翻訳してみる。

レシピ1.10 曜日の検出

特定の曜日を知りたい。

date()は、与えられたフォーマット文字列によりフォーマットし、日付文字列を返します。

フォーマット文字列に「w」を指定すると、曜日を数値(0(日曜)から6(土曜))で返します。

<?php
echo date('w', mktime(0, 0, 0, 9, 1, 2007)); //2007年9月1日
# => 6

$day = array("日", "月", "火", "水", "木", "金", "土");
$i = date('w', mktime(0, 0, 0, 9, 1, 2007));
echo $day[$i];
# => "土"
?>

フォーマット文字列に「D」を指定すると、曜日を3文字のテキスト形式で返します。

<?php
echo date('D', mktime(0, 0, 0, 9, 1, 2007)); //2007年9月1日
# => Sat
?>

フォーマット文字列に「D」を指定すると、曜日をフルスペル形式で返します。

<?php
echo date('l', mktime(0, 0, 0, 9, 1, 2007)); //2007年9月1日
# => Saturday
?>

getdate()は、日付情報を連想配列で返します。
連想配列の「wday」キーには、曜日が数値(0(日曜)から6(土曜))で設定されます。

<?php
$date = getdate(mktime(0, 0, 0, 9, 1, 2007)); //2007年9月1日
echo $date['wday']
# => 6
?>

借金の限度額

先日、GoMETAの「金融業界 むかしばなし」に行ってきました。
多くの話がオフレコのため書くことはできませんが、気になった話を一つ紹介。

借金を返済できなくなった人の多くは、不慮のアクシデントが原因だそうです。
不慮のアクシデントとは、事故・病気・失業。
これらのために、借金の返済が遅れる→翌月の負担が大きくなる→さらに借金の返済が遅れる→さらに翌月の負担が大きくなる、という悪循環になってしまいます。

いただいたアドバイスは、「借金の限度額は一括で返済できる額まで」。
一括で返済できるけどそうすると残金が心許ないから分割にする、というような使い方です。

これは会社経営にも言えることではないでしょうか。
稲盛和夫氏の著書に次のような文章があります。

安全に経営をしようと思えば、減価償却プラス税引後利益で返せる範囲のお金でしか設備投資をしてはならないことになる。

稲盛和夫の実学―経営と会計

企業も家庭も、お金の基本は同じなのかもしれません。