Firebase Analytics の logEvent
を使用して送信したイベントデータをリアルタイムで確認するには、Firebase Console の「DebugView」機能を使用します。
DebugView は、開発中やデバッグ時に送信されたイベントを即時に可視化できるため、イベント設計や挙動の検証に役立ちます。
各プラットフォームごとのデバッグモードの有効化手順は以下のとおりです。
Web アプリの場合
- Google Analytics Debugger という Chrome 拡張機能をインストールします。
- 拡張機能を有効にした状態で Web アプリにアクセスします。
Android アプリの場合
- Android 端末にアプリをインストールした状態で、以下のコマンドを実行します。
adb shell setprop debug.firebase.analytics.app <your.app.package.name>
<your.app.package.name>
は、以下のようにbuild.gradle (Module: app)
ファイルのapplicationId
の値を指定します。android { defaultConfig { applicationId "your.app.package.name" // ← この値がパッケージ名です } }
- 上記コマンド実行後、対象のアプリを起動します。
デバッグモードの無効化(Android)
デバッグモードを無効にするには、以下のコマンドを実行します。
adb shell setprop debug.firebase.analytics.app .none.
iOS アプリの場合
- Xcode で対象アプリのターゲットを選択します。
- メニューから「Product」→「Scheme」→「Edit Scheme…」を選択します。
- 左側メニューの「Run」→「Arguments」タブを開きます。
- 「Arguments Passed On Launch」に以下のフラグを追加します。
-FIRDebugEnabled
-
上記設定を保存し、アプリをビルドして実機で起動します。