FireMonkeyアプリケーションでヒントを使うときに関係するプロパティやイベント、関数など

Delphi 10 SeattleからFiremonkeyアプリケーションでコントロールにマウスオーバーしたときにヒントを表示できるようになりました。
ヒントはWindowsとMac OS X 10.10以降でサポートされています。

FireMonkeyアプリケーションでヒントを使うときに関係するプロパティやイベント、関数などをまとめました。

Application.ShowHintプロパティ

Trueのときは、ヒントは表示されます。

TControl.Hintプロパティ

ヒントに表示する文字列です。

Button1.Hint := HintEdit.Text;

TControl.ShowHintプロパティ

Trueのときは、コントロールか子のコントロールにマウスが移動した時にヒントが表示されます。
Application.ShowHintがFalseのときは常にヒントは表示されません。

TControl.ParentShowHintプロパティ

Trueのときは、親コントロールのShowHintプロパティの値を引き継ぎます。
Falseのときは、コントロールのShowHintプロパティの値でヒントの表示・非表示が決まります。

Application.HintShortCutsプロパティ

Trueのときは、ヒント文字列にショートカットキーも表示されます。

TAction.OnHintイベント

アクションが関連付けられているコントロールにマウスが移動した時にイベントが発生します。
引数HintStrに表示するヒント文字列を設定します。
引数CanShowがTrueのときはヒントを表示します。

procedure TForm1.Action1Hint(var HintStr: string; var CanShow: Boolean);
begin
  HintStr := '「' + HintStr + '」';
  CanShow := True;
end;

TApplication.OnHintイベント

ヒントが表示される時にイベントが発生します。
表示されるヒント文字列はApplication.Hintで取得できます。

Application.OnHint := OnApplicationHint;

procedure TForm1.OnApplicationHint(Sender: TObject);
begin
  Label1.Text := Application.Hint;
end;

TStatusBar.AutoHintプロパティ

Trueのときは、ヒントが表示されるときにTStatusBar.OnHintイベントが発生します。
表示されるヒント文字列はApplication.Hintで取得でき、任意のコントロールにヒント文字列を表示できます。

procedure TForm1.StatusBar1Hint(Sender: TObject);
begin
  Label1.Text := Application.Hint;
end;

FMX.Utils.GetShortHint / FMX.Utils.GetLongHint

引数Hintはヒント文字列。”短いヒント|長いヒント”の書式。

GetShortHintはヒント文字列から短いヒント文字列を取得します。
GetShortHintはヒント文字列から長いヒント文字列を取得します。

procedure TForm1.StatusBar1Hint(Sender: TObject);
begin
  Label1.Text := GetLongHint(Application.Hint);
end;

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください