FireDACのTFDSQLiteBackupコンポーネントを使うと、SQLiteデータベースをバックアップすることができます。
フォームにTFDPhysSQLiteDriverLinkコンポーネントとTFDSQLiteBackupコンポーネントを配置します。
TFDPhysSQLiteDriverLinkコンポーネントのVendorLibプロパティにsqlite3.dllのパスを設定します。
// sqlite3.dllのパス
FDPhysSQLiteDriverLink1.VendorLib := 'C:\driver\sqlite3.dll';
TFDSQLiteBackupコンポーネントのDriverLinkプロパティ・Databaseプロパティ・DestDatabaseプロパティを設定します。
FDSQLiteBackup1.DriverLink := FDPhysSQLiteDriverLink1;
// バックアップするデータベースファイルのパス
FDSQLiteBackup1.Database := 'c:\test\sample.sdb';
// バックアップ先のファイルのファイル名
FDSQLiteBackup1.DestDatabase := 'c:\test\sample.sdb.backup';
TFDSQLiteBackupコンポーネントのBackupメソッドを呼び出して、バックアップ処理を実行します。
// バックアップ処理を実行する
FDSQLiteBackup1.Backup;
インメモリデータベースをバックアップするときは、TFDSQLiteBackupコンポーネントのDatabaseプロパティの代わりにDatabaseObjプロパティを使用します。
FDSQLiteBackup1.DatabaseObj := FDConnection1.CliObj;