PHP開発にWebMatrix2をためしてみた簡単な感想
優れていると感じたところ
- インストールが簡単。導入で困ることがない。
PHPやMySQLなど必要なプログラムは、自動的にダウンロードしてインストールしてくれる。 -
プロジェクトごとにPHP5.3とPHP5.4のどちらのバージョンを使用するか選択できる。
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ExtensionsでGit・ZenCoding・TypeScriptが使える。
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エディタの入力補完は軽快で使いやすい。
物足りないと感じたところ
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ブレークポイントを設定することができない。
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YAMLファイルのハイライトが未対応だった。
最近は設定ファイルにYAMLファイルが使われることが多いので、対応していると助かる。 -
WebサーバーがIIS。
定番のWebサーバーApacheが使えない。
PHPの入門書やフレームワークはApacheを前提としていることが多いと思うので、ちょっと心配。
まとめ
とにかく導入が簡単。
PHPの統合開発環境として人気のあるNetBeansやEclipseは、PHPやWebサーバーを別途インストールして、開発環境に使用するPHPの場所を設定する必要がある。
WebMatrix2ではそのような導入作業は不要で、設定ミスなどのトラブルも発生しない。
統合開発環境の導入・設定に時間をかけたくない人にはお勧め。
ちょっとPHPをいじってみるときには、とても便利だと思う。