GoogleAppEngine用フレームワークKayにGAETestBaseが標準添付されました。
そこで、GAETestBaseについて調べてみました。
GAETestBaseを使うと何が嬉しいのか
App Engine/Pythonはローカルのデータストアのstubの出来が良くないので、ローカルとプロダクションで動きが違うことが結構あり、ローカルでテストできることが限られてしまいます。
この問題を解決してくれたのがGAETestBase。
ローカルだけでなく本番環境でテストすることができます。
Python標準のunittest.TestCaseクラスを継承しているので、使い方も簡単。
既存のテストをGAETestBaseに変更するのも、すぐにできそうです。
Kayのソースコードをみると、tests/formtest.pyのいくつかのテストはすでにGAETestBaseを使ったものになっていました。
GAETestBaseの情報源
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テストケースのベースクラス GAETestBase を作った
作者のブログの記事 -
Moon blue diary: Introducing GAETestBase
GAETestBaseの紹介。上の記事の英訳。 -
Moon blue diary: Now Kay Framework has GAETestBase bundled!
KayでGAETestBaseを使う方法。英語 -
appengine-py-testhelper
GAETestBaseのダウンロードはこちらから
Pingback: Kay 0.10.0 RC1でユニットテストを行う方法 | 山本隆の開発日誌