mysqldumpでエクスポートしたデータをインポート時のAccess deniedエラーの解決方法

問題

mysqldumpでエクスポートしたデータをインポートすると次のエラーメッセージが表示されました。

Access denied; you need (at least one of) the SUPER or SET_USER_ID privilege(s) for this operation

原因

エラーメッセージには「SUPER」または「SET_USER_ID」権限がこの操作に必要であると述べられています。

対策

エクスポートされたSQLファイルからDEFINER=という文字を含む行を探して削除します。

巨大なファイルをテキストエディタで開くと編集に時間がかかります。

sedを使う方法を紹介します。以下のコマンドを実行して、backup.dmpファイルからDEFINER=という文字を含む行を削除します。

Linuxの場合

Linux系のシステムでは、以下のコマンドを使用します。このコマンドはファイルを直接変更します。

sed -i '/^\/\*![0-9]* DEFINER=/d' backup.dmp

macOSの場合

macOSやBSD系のシステムでは、-iオプションの使用法が異なります。
以下のコマンドを使用します。
このコマンドは、ファイルを直接変更し、バックアップファイルを作成しません。

sed -i '' '/^\/\*![0-9]* DEFINER=/d' backup.dmp

Visual Studio CodeでGitHub Copilotを無効にする方法

問題

ローカル環境でVisual Studio Codeを使用して、「A Tour of Go」のExerciseを解いている際、GitHub Copilotが先に回答を提案してしまいます。

GitHub Copilotを無効にする方法はありますか?

回答

Visual Studio CodeでGitHub Copilotを無効にするには、以下の手順に従ってください。

  1. Visual Studio Codeのウィンドウの右下にある「GitHub Copilot」のアイコンをクリックします。

  2. 表示されたメニューから「Disable Completions for ‘Go’」を選択します。

これで、Goファイルを編集しているときにGitHub Copilotが提案を行わなくなります。

A Tour of Goで「could not import golang.org/x/tour/wc (no required module provides package “golang.org/x/tour/wc”)」エラーの対策

問題

ローカル環境でA Tour of Goを進めていると「Exercise: Maps」で、次のようなエラーメッセージが表示されました。

could not import golang.org/x/tour/wc (no required module provides package "golang.org/x/tour/wc")

このメッセージは、golang.org/x/tour/wcパッケージが見つからないかインストールされていないことを示しています。

環境

  • go version go1.21.7 darwin/arm64

対策

  1. パッケージのインストール

    以下のコマンドを実行し、golang.org/x/tour/wcパッケージをインストールします。

    go get golang.org/x/tour/wc
    

    このコマンドは、指定されたパッケージをダウンロードし、プロジェクトのgo.modファイルに依存関係として追加します。

  2. ビルドの実行

    依存関係を解決した後、以下のコマンドを使用してプロジェクトをビルドし、問題が解決したことを確認します。

    go build
    

    このステップは、すべての依存関係が適切にインストールされ、プロジェクトが正しく構成されていることを保証します。

htmlタグのlang属性の値は”ja”と”jp”のどちらが正しいか

問題

Webページのソースを見ると、<html lang="ja">と書かれているページと<html lang="jp">と書かれているページがあります。”ja”と”jp”のどちらが正しいのでしょうか。

答え

<html lang="ja">が正しいです。

lang属性の値には、ISO 639-1言語コードを使用する必要があります。”ja”は、日本語を指すISO 639-1言語コードです。
これは、Webページや文書が使用している主要な言語を指定する際に用いられます。

一方で、”jp”はISO 3166-1国コードであり、日本を表しますが、これは国名を指すコードであり言語コードではありません。そのため、lang属性の値としては不適切です。

言語設定には、言語を正確に指定するためにISO 639-1言語コードを使用し、”ja”を用いるのが適切です。
これにより、ブラウザや検索エンジンはページの内容が日本語であることを理解し、適切な言語設定や検索結果の表示を行うことができます。

まとめ

WebページやHTML文書で言語を指定する際には、ISO 639-1言語コードを使用することが重要です。
日本語のコンテンツでは<html lang="ja">を使用し、”jp”は使用しないようにしましょう。

参考情報