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D2 バージョン2.0.3公開

D2 バージョン2.0.3を公開しました。

D2 バージョン2.0.3では、NKF32.DLLを使用するかどうかを、全般設定画面で選択できるようにしました。
http://www.yamamototakashi.com/soft/d2/manual/HLP000072.html
明示的に使用することを設定しない限り、NKF32.DLLを使用しません。

従来のD2ではシステムにNKF32.DLLがある場合、自動的に文字コードの変換にNKF32.DLLを使用するようにしていました。
NKF32.DLLが見つからない場合は、自前の文字コード変換処理を使用します。

NKF32.DLLは、バージョン1系とバージョン2系があります。

バージョン2系はUTF-8に対応していますが、バージョン1系は対応していません。
そのため、バージョン1系のNKF32.DLLがインストールされていると、UTF-8の変換に失敗していました。

対策としては、バージョン2系のNKF32.DLLを使用する方法が考えられますが、NKF32.DLLを使用している他のプログラムに影響が出る可能性があります。
D2が自前で持っている文字コード変換処理はUTF-8に対応していますので、NKD32.DLLを使わなければ、UTF-8も正しく変換できます。

基本的にはNKF32.DLLを使用せず、利用者が明示的に使用することを指定した場合に限り、NKF32.DLLを使用するようにしました。

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2008年06月22日 22:16に投稿されたエントリーのページです。

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