地域情報化セミナー ~「佐渡お笑い島計画」に学ぶ地域情報化活動~
現在、多くの地方が高齢化の進展や若年層の流出などの地域課題を抱えています。その中で佐渡島ではIT(情報技術)を活用することで、地域情報を全国に発信したり雇用創出にもつなげようという試みが行われています。
それが「佐渡お笑い島計画」です。この計画はお笑い芸人を「佐渡お笑い親善大使」として半年間佐渡島に住まわせ、お笑い芸人自らが、佐渡の食、自然、歴史、芸能を体験しながらインターネットやケーブルテレビを通じて見たまま感じたままの佐渡を紹介するというものです。
この「佐渡お笑い島計画」によって何よりも佐渡島にお笑いと元気を提供しており、芸人が住民同士のコミュニケーションの媒介として、あるいは地域コミュニティの触媒として地域の活性化を呼び起こしています。その一方でコンテンツの制作面において島の若者を積極的に雇用し、これを契機に佐渡におけるIT産業の活性化に取組んでいます。
今回はこのプロジェクトの仕掛け人である吉井 靖氏(株式会社うぶすな代表取締役・合同会社 スマイル代表社員)をお迎えし、この「佐渡お笑い島計画」についてお話しいただき、島根における地域情報化についての意見交換を行います。
開催日時
2007年10月11日 15:00~17:00
会場
テクノアークしまね 4F大会議室 (松江市北陵町1番地)