「本当は怖い家庭の医学」というテレビ番組で、疲れ目の原因の一つとして「隠れ斜視」が取り上げられました。
「隠れ斜視」という言葉はこの番組の造語のようで、
一般には「斜位」や「潜伏性斜視」というようです。
以下、「斜位」を使用することにします。
斜位について、次のページが参考になりました。
斜位は、大半の人はこの症状を少しは持っているそうです。
病気ではなく、日常生活では気づきにくいようです。
ただ、パソコン作業のように近くのものをずっと見続けると、目が疲れやすくなります。
専門の器具がなくてもカバーテストという方法で、斜位のチェックができます。
疲れ目が気になる人、斜位かどうか一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
もし斜位だった場合(大半の人はそうなのですが)、対策としては「プリズム入り眼鏡」「トレーニング」「手術」があるようです。
プリズム入り眼鏡が簡単で、即効性がありますね。 パソコン用に一つプリズム入り眼鏡を用意するのもいいかもしれません。
ブログや掲示板を見ていると、軽度の斜位の人が疲れ目対策にプリズム入り眼鏡というケースもみつかりました。
ただ問題としては、眼科医も眼鏡店も問題意識は低く、ちゃんと対応できるところはわずかなようです。
自分も斜位だと疑い、眼科に行っても、それを判断出来る体制も人材も整っていないのが現状だろう。 それでは受け付けた眼科医さんもよく分からないのだから問題無しとお医者様が太鼓判を押してしまうケースも当然ある。
眼鏡店でも斜位の検査をしているところはごく少数派で、大半の眼鏡店はそれをしていません。
しかし、快適なメガネの度数を決めるための検査において、斜位の測定は必須なのです。
専門家のいるところを探すのが大変かもしれません。
大阪でおすすめの眼科医や眼鏡店をご存じでしたら教えてください。
最後に、心に残ったのがこの文章です。
確かに僕も斜位の検査を全ての方に実施すれば、多くの方の能力が増え、当然稼ぎも増え、学力が平均値に追いつかず脱落する方々が減る。
当人の能力や努力とは無関係に、斜位のために本来持っている自分の能力を発揮できないという問題。
気づかないだけで、もしかすると本当はたくさんあるのかもしれません。