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成功はゴミ箱の中に―レイ・クロック自伝 世界一、億万長者を生んだ男-マクドナルド創業者
マクドナルドの創業者、レイ・クロック氏の自伝。
サブタイトルの「世界一、億万長者を生んだ男」とは、何とも魅力的な言葉です。
話はテンポ良く進みおもしろい。日本語訳も良い。
一度読み出すと止まりません。
厚い本ですが、数日で読み終えました。
巻末のユニクロの柳井氏とソフトバンクの孫氏が対談もおもしろい。
未熟でいるうちは成長できる。成熟した途端、腐敗が始まる
個人も組織も同じ。
優秀な人たちと会い、自分が未熟であることを実感することが大切だと思います。
手入れの行き届いたスーツと靴、清潔感を与える髪型と爪の手入れなど、相手に好印象を与えるためのが意見の大切さを強調した。
「見た目も、行動も、スマートに」とよく彼らに言った。
外見の大切さについて。
当たり前なんだけれど、やはり重要。
多くの若者は、安定した職を得る準備や、料理や家事ができる用意もできずに大学を卒業してしまい、落ち込んでいる。
キャリアへの訓練を受け、彼らをサポートすることを学び、仕事をどうやって楽しむかを先に教えた方がよいのだ。いまのアメリカの若者には、仕事を楽しむ方法を学ぶ機会が与えられていない。 この国の社会的、政治的哲学は人生から一つずつ、リスクを取り除くことを目標としているようだ。
ダートマスでのスピーチで若い学生たちに伝えたように、誰かに幸福を与えることは不可能だ。 独立宣言にもあるように、唯一できることは、その人に幸福を追う自由を与えることだ。 幸福とは約束できるものではない。 それはどれだけ頑張れたか、その努力によって得られる、その人次第のものなのだ。
この本が書かれたのが30年前とは思えない。
裁判官の実態や、司法システムの問題点を描いた本。
おもしろく書かれていて読みやすい。
転勤すると行ってはいけない飲み屋リストを渡されるなど、裁判官の実態を明かす話はおもしろい。
裁判官は決して聖人君子でないこともわかる。
裁判官が司法システムを批判した本書は、それだけで価値があると思う。
説得力に欠ける気がするが、新書なので文章量に制限があったのだろう。
毎週恒例の、ブログの目次を更新しました。
「山陰のたべもの屋さん」はブログを終了されたのですね。残念です。
2007年8月28日に開催された第6回CodeGearデベロッパーキャンプのプレゼンテーション資料がダウンロードできるようになりました。
お薦めは「知って得する!現役ヘルプデスクが答えるDelphiテクニカルエッセンス」。
次の質問に対する回答がソースコート付きであります。Delphiですけど。
「C++Builder 2007の新機能と活用のポイント」も参考になりました。
C++Builder の変更点
よくわかっていないことも多い。学習が必要だと感じました。
.NET FrameworkをC++Builderから利用する
.NETのアセンブリはCOMとして利用可能
へぇ~
BDE+Paradox を移行する
BDEもParadoxも、だいぶ前に使用をやめたので関係なし。
C++Builder 2007 対応(予定)の製品など
Quick Report対応するんですね。
私のサイトでも導入方法をまとめています。
=>「C++Builder2007でBoostを使用する方法」
フリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるか
以前から話題になっていましたが、ようやく読みました。
結論から言うと、素晴らしい本でした。
アマゾンのカスタマーレビューを見ても、20件以上あるレビューのほとんどが五つ星ですが、納得です。
フリーエージェントについて、長所だけでなく短所も公平に論じています。
アメリカの人口の約四分の一、3300万人がフリーエージェントなのだそうです。
日本ではまだ、「企業に雇用してもらうこと」にこだわっている人が多いように思います。
これから少しずつ意識が変わっていくのではないでしょうか。
もちろん、大企業など反対勢力の抵抗もあるでしょうけど。
C++Builder 2007 Update 3が公開されました。
Quality Centralに報告された48個の問題を含む350以上の修正が行われています。
C++Builder 2007 Update 3のインストール方法は、「RAD Studio アップデートに関する重要な情報」に説明があります。
自動アップデート機構を使う方法が簡単です。
今回の修正は、ファイルサイズが非常に大きくなっていてダウンロードに時間がかかります。
回線が遅い場合は、先に修正ファイルをダウンロードした方がいいかもしれません。
「C++Builder 2007 Update 3 - full .zip version」からダウンロードできます。
追記
ISOファイルも公開されました。ダウンロードは「CodeGear RAD Studio 2007 ISO」から。
関連ファイルの一覧は「C++Builder 2007 Registered User Downloads」にあります。
「本を安く買う:6%割引10%割引で新刊・DVD購入」のページに、本を安く購入するための興味深いテクニックが紹介されています。
本を良く買う人は必読。
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ANA-VISAカードの「マイ・ペイすリボ」
文教堂書店の株主優待
ベネフィット・ワンの株主優待
JR東日本系列のデパート・ルミネの「ルミネカード」
クレジットカード→ANAマイレージクラブ対応Edy→Amazon
クレジットカード+amazon
バリューコマースの「ショッパーズクラブ」
Boost 1.34.1 と C++Builder 2007 Update 3 に対応した bcbboost が公開されています。
「C++Builder2007でBoostを使用する方法」を書き直さなければ。
C++Builder 2007に対応した「GExperts 1.32」が公開されています。
「Ctrl + D」で表示されるメッセージダイアログのウィザードや、 コントロールの位置に応じて自動的に各コントロールのTab Orderを設定してくれる「Set Tab Order」など、 便利な機能が満載です。
早速インストールしました。問題なく日本語が使えるみたいです。
VMware Workstation 6 for Windows 日本語版が公開されました。
ネットワールドオンラインショップで購入できます。
VMware WorkstationとVMware Playerの機能を比較するにはVMwareのサイトにある「ニーズに合ったVMwareデスクトップ製品の選択」に一覧表がわかりやすい。
複数の「スナップショット」の作成
スナップショットは「必要に応じて仮想マシンにスナップショットを設定し、そのスナップショットまで戻すことができる機能。
調子が悪くなった時に調子が良かった時点のスナップショットまで戻したりできる、あるありがたい機能。
ビデオ作成機能
バージョン6の新機能。
一定期間中に仮想マシンに加えられた変更をすべてキャプチャしたビデオファイルを記録して再生することができる。
ソフトのデモなどに使えそう。
価格に見合う価値があるかは、使い方次第でしょうね。
格差社会に関する本は最近多く出版されていますが、教育の視点から考察しているところがおもしろいと思います。
中流階級の多さが国力の強さにつながります。
格差が広がることによる治安やビジネス環境の悪化は、きっと起こるように思います。
一流国の条件の一つに挙げられていた「自国でエリート教育ができる」というのは納得。
国際社会の中で日本が競争力を保つためには、低価格戦略は間違い。
高付加価値のブランド戦略が必要であることに気づかされました。
以前は、日本製は高品質というブランドがありました。
しかし、それは日本人が意識して作ったブランドではなかったため、その価値に気がつきませんでした。
結果としてバブル崩壊後、日本は値下げ競争を行い、ブランドを失っていくことになります。
渋滞というと交通渋滞を連想しますが、それだけではありません。
車、人混み、アリ、インターネット、山火事、物流・生産ライン…。
世の中渋滞だらけ。
渋滞の中にも良い渋滞と悪い渋滞があります。
交通渋滞は悪い渋滞。人混みもインターネットも。
これらの渋滞を解消するのが渋滞学の目的の一つ。
一方、山火事や病原菌の渋滞は良い渋滞。広がらないわけですから。
これらの渋滞を積極的に起こす方法を考えるのも渋滞学。
おもしろい考え方ですね。
高速道路で渋滞が発生するメカニズムをわかりやすく解説。
「渋滞学」と「学」がついていますが、やっぱり学問です。
論理的な説明でなるほどと納得しました。
幅広い分野で活躍できそうな「渋滞学」。 今後の発展に期待したい。
「金は天下の回りもの」と言いますが、
お金を私のところで渋滞させる方法、知りたいなぁ。
いま世間的には『いぞん』が多いかはわかりませんが、『いぞん』には同音異義語の『異存』があり、『依存』は『いそん』なんです。これはNHK用字用語辞典だけでなく、一般の国語辞典でもそうなっているはずですよ」
知りませんでした。
ATOKで試してみたところ、「いそんしょう」も「いぞんしょう」も両方とも変換できました。
「間髪を入れず」も「かんはつをいれず」「かんぱつをいれず」の両方ともOK。
MS-IME2000は正しい読みを変換できないみたい。
いそんしょう→意損傷
いぞんしょう→依存症
かんはつをいれず→漢発をいれず
かんぱつをいれず→間髪をいれず
既存のPythonユーザは,3.0に先だってリリースされる予定の2.6を使いながら,徐々に3.x系への移行を進めてゆくことになります。
こういうリリースマネジメントの優秀さが、Pythonの信頼性につながっていると思います。
ビジネスに対して、安心して使える気になりますね。
マイナーバージョンアップだと思ったら後方互換性がなくて、既存のプログラムが動かなくなってしまう、どこかのプログラム言語も見習ってもらいたいと思います。