半透明のヘルプ画面を表示するには

フォームの上に、半透明のヘルプ画面を表示してみます。

サンプルアプリケーションの右上のヘルプボタンを押すと、使い方の説明が表示されます。

Androidアプリケーションの例

device-2015-02-28-231027

device-2015-02-28-231100

Windowsアプリケーションの例

win01

win02

フォームの構成です。

win03

Rectangle1はヘルプを表示するコンポーネントです。
初期状態では非表示(Visible=True)にしています。
Rectangle1を表示すると次のようになります。

win04

win05

Rectangle1は半透明にするため、FillプロパティのColorを「#44E0E0E0」にしています。

win06

Colorプロパティの値は「A(透明度)R(赤)G(緑)B(青)」で指定します。
透明度を「44」にしているため、半透明になり、下のコントロールが透けて見えます。

コンポーネントの設定ができたら、実行時にVisibleプロパティを変更するコードを記述して完成です。

procedure TForm1.ButtonHelpClick(Sender: TObject);
begin
  Rectangle1.Visible := not Rectangle1.Visible;
end;

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