先日のRAD Studio勉強会@大阪で、IDEのメニューにある知らない機能・わからない機能の話があったので、知っている範囲で解説してみます。
いつの間にか、便利な機能がいろいろと追加されていますね。
「編集」→「ソースの整形」
ソースコードフォーマッタでソースコードを整形します。
インデントや改行・大文字小文字などを整形できます。
整形する項目は「ツール」→「オプション」→「フォーマッタ」で設定できます。
Delphiのソースコードはきれいに整形してくれます。
C++のソースコードを整形するときはプロジェクトを保存しておいた方がいいかも。
「編集」→「Compare」
ファイルやフォルダーを比較するソフト「Beyond Compare」の機能制限版であるBeyond Compare Lite。
ファイルを比較して変更箇所を確認したり、マージしたりできます。
「検索」→「IDE インサイト」
「IDE インサイト」検索ボックスにフォーカスを移動します。
「IDE インサイト」検索ボックスに検索キーワードを入力すると、現在の状況から利用可能な項目が表示されます。
項目名を知っている必要がありますが、便利な機能です。
余談ですが、以前のバージョンでは、専用のダイアログが表示されました。
こちらのほうが好みでした。
次の画面はXE3のものです。
「リファクタリング」
リファクタリングの各機能を実行します。
「変数名の宣言」については以前に書きました。→「Delphiで変数の宣言を簡単に行う」
「プロジェクト」→「プロジェクト ソースを整形」
プロジェクトのすべてのソースコードを整形します。
すべてのソースに「編集」→「ソースの整形」を実行します。
「ツール」→「CodeSite」
ロギングツールCodeSiteの機能限定版CodeSite Expressを実行します。
以前にブログに書きました。