LibreOffice 4.2のBaseでFirebird Embeddedが使用可能になりました。
初期設定では使用できませんので、次のように設定を変更します。
メニューの「ツール」→「オプション」を選択します。
「LibreOffice」→「詳細」→「実験的な機能を有効にする」をチェックします。
設定を変更した後、Baseデータベースを新規に作成すると、
内蔵データベースのプルダウンメニューで「Firebird Embedded」を選択できるようになります。
追記
「LO Embedded Firebird/HSQLDB performance comparison | AHunt.org」によると、HSQLDBよりもFirebirdのほうがかなり高速のようです。
HSQLDBが遅いのはJava/C++間の変換によるところが大きいと考えられるとのこと。
グラフは「LO Embedded Firebird/HSQLDB performance comparison | AHunt.org」より引用。
追記
SQLiteを使う案もあったが、以下の理由で採用されなかった。
(「Bug 38811 – default to SQLite not HSQLDB in Base」)
- SQLiteは機能が貧弱。標準SQLの多くの機能が不足している。
- SQLiteはデータ型が弱い。日時型がない。
おかげさまで、HSQLDB とおさらばできました。ありがとうございます。