LibreOffice 4.2のBaseでFirebird Embeddedが使用可能になりました。

LibreOffice 4.2のBaseでFirebird Embeddedが使用可能になりました。

初期設定では使用できませんので、次のように設定を変更します。

メニューの「ツール」→「オプション」を選択します。

001

「LibreOffice」→「詳細」→「実験的な機能を有効にする」をチェックします。

002

設定を変更した後、Baseデータベースを新規に作成すると、

003

内蔵データベースのプルダウンメニューで「Firebird Embedded」を選択できるようになります。

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追記

LO Embedded Firebird/HSQLDB performance comparison | AHunt.org」によると、HSQLDBよりもFirebirdのほうがかなり高速のようです。
HSQLDBが遅いのはJava/C++間の変換によるところが大きいと考えられるとのこと。

graph_firebirdhsqldb
グラフは「LO Embedded Firebird/HSQLDB performance comparison | AHunt.org」より引用。

追記

SQLiteを使う案もあったが、以下の理由で採用されなかった。
(「Bug 38811 – default to SQLite not HSQLDB in Base」)

  • SQLiteは機能が貧弱。標準SQLの多くの機能が不足している。
  • SQLiteはデータ型が弱い。日時型がない。

コメント

  1. おかげさまで、HSQLDB とおさらばできました。ありがとうございます。

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