Django×Pythonを読みました。
Djangoについて書かれた希少な本です。
非常にもったいないというか、惜しい本でした。
ターゲットが曖昧なのです。
「Chapter2 Djangoを使いこなすための基礎知識」では、Pythonの入門的な内容になっています。
読者層は、Pythonを使ったことのないまったくの入門者です。
一方、「Chapter4 Djangoをきちんと使う」「Chapter5 Djangoを使いこなす」では、説明が足早に進みます。
読者層は、Djangoに多少触れたことのあるDjangoユーザです。
Python入門者には、難易度が高すぎます。
Appendixの「Djangoチートシート」が100ページ以上もある充実した内容になっています。
本書全体の半分近くを占める分量です。
これほど充実させる必要性を感じません。
Appendixを削り、Chapter4~Cpahter5の内容を充実させ、Python入門者にもわかるレベルにした方が良かったと思います。
うーん、もったいない。