以前にもこのブログで紹介したことがあるが、レム睡眠を発見した睡眠の権威であるウィリアム・C.デメント氏の著書『ヒトはなぜ人生の3分の1も眠るのか?』には次のような文がある。
たとえばソフトウェア開発の仕事は長時間労働が当たり前になっているが、そこでは能率を上げるひとつの手段としてうたた寝が認められている。 「午後の数時間をぼんやり過ごすぐらいなら、ちょっと眠って、それからばりばり働いた方がいい」のである。
日本でも仮眠を認める会社が現れた。
同制度では、社員に1日に1回、15~20分の短い仮眠を認めている。事前申請は不要。眠くなったタイミングで、各自が自主的に眠りに入る。
仕事の効率を上げるためには、精神論で「寝ない」のではなく科学的知識にもとづいて「寝る」ほうがいい。
広く普及して欲しい制度だ。