「新中流」の誕生―ポスト階層分化社会を探る

「新中流」の誕生―ポスト階層分化社会を探る

格差社会に関する本は最近多く出版されていますが、教育の視点から考察しているところがおもしろいと思います。

中流階級の多さが国力の強さにつながります。
格差が広がることによる治安やビジネス環境の悪化は、きっと起こるように思います。

一流国の条件の一つに挙げられていた「自国でエリート教育ができる」というのは納得。

国際社会の中で日本が競争力を保つためには、低価格戦略は間違い。
高付加価値のブランド戦略が必要であることに気づかされました。

以前は、日本製は高品質というブランドがありました。
しかし、それは日本人が意識して作ったブランドではなかったため、その価値に気がつきませんでした。
結果としてバブル崩壊後、日本は値下げ競争を行い、ブランドを失っていくことになります。

コメント

  1. 誤りが証明されている:「新中流」の誕生―ポスト階層分化社会を探る

    「新中流」の誕生―ポスト階層分化社会を探る (中公新書ラクレ)作者: 和田 秀樹出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2006/09メディア: 新書…

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください