Windowsにnode.jsをインストールするには、nodistを使用します。
nodistは、Windows用のnode.jsバージョン管理ツールです。
node.jsはバージョンアップの速度が速いため、バージョン管理ツールを使って管理しておくと便利です。
nodistはGitHubのページからダウンロードできます。
「Installing with the official installer」のところに、インストーラへのリンクがあります。
そこからインストーラをダウンロードします。
ダウンロードが完了したら、インストーラを実行してインストールします。
インストールの設定は初期値のままにします。
インストーラを使ってインストールすると環境変数のPATHも設定してくれます。
nodistを使うには、gitも必要になります。
gitがインストールされていない場合は、インストールします。
Git for Windowsをインストールします。
ダウンロードが完了したら、インストーラを実行してインストールします。
インストールの設定は初期値のままにします。
nodistとgitのインストールが終わったら、nodistで最新版のnode.jsをインストールします。
コマンドプロンプトから次のコマンドを実行します。
nodist update
※PowerShellからコマンドを実行すると、セキュリティエラーが発生することがあります。その場合は「PowerShellでスクリプトを実行するとセキュリティエラーになるときの対策」をご覧ください。
エラーが発生する場合は、selfupdateを実行すると解決するかもしれません。
nodist selfupdate
node.jsの最新版ではなく、特定のバージョンのnode.jsをインストールしたい場合、
「nodist dist」でインストールできるバージョンを確認し、
「nodist add バージョン」で指定したバージョンをインストールします。
例:インストールできるバージョンを確認する
> nodist dist
nodev0.1.14
nodev0.1.15
nodev0.1.16
nodev0.1.17
nodev0.1.18
特定のバージョンのnode.jsをインストールには、「nodist add バージョン」を使用します。
> nodist add nodev4.2.2
例:インストールされているnode.jsを確認する
> nodist list
> nodev4.2.2 (global)
nodev6.0.0
使用するnode.jsを変更するときは、nodistの引数にバージョンを指定します。
例:nodev6.0.0を使用するように設定する
> nodist nodev6.0.0
設定が変更されたことを確認します。
> nodist list
nodev4.2.2
> nodev6.0.0 (global)
以上で、node.jsのインストールは完了しました。
次に、npmをバージョンアップします。
nodist npm match
「nodist npm match」は、nodeのバージョンに合ったnpmをインストールします。