Google Play サービス 7.8からNearby APIが追加されました。
このNearby APIを使うと、物理的に近くのデバイスとやりとりができます。
Nearby APIには2つのAPIがあります。
- Nearby Messages API
- Nearby Connections API
Nearby Messages API
ちょっとしたデータを隣の人に送るための簡単な方法が今までありませんでした。
送り先のメールアドレスやLineのアカウントを知る必要がありました。
このAPIがその問題を解決するかもしれません。
Nearby Messages APIは、Bluetooth、Wi-Fi、不可聴のサウンドを使用して、近くにあるデバイスを検出します。
不可聴のサウンドというのは、人には聞こえない周波数のようです。
端末によっては、聞こえる端末もあるようです。
若い人には聞こえやすいかもしれません。
データのやりとりはサーバーを介して行われます。
デバイスは同じネットワークに接続している必要はありませんが、ネットワークに接続している必要があります。
Nearby Messages APIは、AndroidだけでなくiOSにも対応しています。
AndroidとiOSの両方のOSで利用可能です。
Nearby Connections API
Nearby Connections APIは、ローカルネットワーク上の他のデバイスを検出し接続します。