フォームの上に、半透明のヘルプ画面を表示してみます。
サンプルアプリケーションの右上のヘルプボタンを押すと、使い方の説明が表示されます。
Androidアプリケーションの例
Windowsアプリケーションの例
フォームの構成です。
Rectangle1はヘルプを表示するコンポーネントです。
初期状態では非表示(Visible=True)にしています。
Rectangle1を表示すると次のようになります。
Rectangle1は半透明にするため、FillプロパティのColorを「#44E0E0E0」にしています。
Colorプロパティの値は「A(透明度)R(赤)G(緑)B(青)」で指定します。
透明度を「44」にしているため、半透明になり、下のコントロールが透けて見えます。
コンポーネントの設定ができたら、実行時にVisibleプロパティを変更するコードを記述して完成です。
procedure TForm1.ButtonHelpClick(Sender: TObject);
begin
Rectangle1.Visible := not Rectangle1.Visible;
end;