『そもそも株式会社とは』を読みました。
この本は、難しい内容を一般人に理解できるように、とてもわかりやすく説明しています。
著者は岩田 規久男氏です。といえばわかりますね。
株主は次の権利を持ちます。
- 取締役の選任・解任といった会社の方向を決定づける権利
- 会社が解散するときに残余財産の分配を受ける権利
このことから「会社は株主のものである」といえます。
しかし、そのような見解に対して、次のような反論があります。
- 株主丸取り論
- 経営者が株価を気にするようになると、現場や人を大切にしなくなる
このような反論が誤解であり、株主主権に対するいわれなき恐怖に過ぎません。
ということを、わかりやすく説明しています。
専門知識を持たない初心者でも安心して読めます。