C++Builder XE3でVCLスタイルを使ってみました。
よく使うコンポーネントをフォームに適当に配置します。
メニューの「プロジェクト」→「オプション」を選択して、プロジェクトオプションを
表示します。
「アプリケーション」→「表示」を選択します。
「カスタムスタイル」から使用するスタイルをチェックします。
「デフォルトスタイル」を選択します。
「OK」ボタンを押します。
「F9」キーを押して、実行します。
デフォルトスタイルに選択したスタイルが適用されています。
実行時にスタイルを変更してみます。
TStyleManagerクラスのSetStyleメソッドで、実行時にスタイルを設定できます。
Button1のOnClickイベントに次のコードを追加します。
#include <Vcl.Themes.hpp>
void __fastcall TForm1::Button1Click(TObject *Sender)
{
TStyleManager::SetStyle("Light");
}
ボタンを押すと、適用されているスタイルが変更されました。
使用できるスタイルの一覧は、TStyleManager::StyleNamesで取得できます。
__fastcall TForm1::TForm1(TComponent* Owner)
: TForm(Owner)
{
DynamicArray<UnicodeString> names = TStyleManager::StyleNames;
for (int i = 0; i < names.Length; ++i)
{
ListBox1->Items->Add(names[i]);
}
}
void __fastcall TForm1::ListBox1Click(TObject *Sender)
{
TStyleManager::SetStyle(ListBox1->Items->Strings[ListBox1->ItemIndex]);
}
リストボックスに使用できるスタイルが一覧表示されます。
リストボックスをクリックするとスタイルが適用されました。