興味深いページが「Owl’s perspective: Why did Borland fail?」で紹介されていました。
「なぜボーランドは失敗したのか?」の問いに元Borland社員が答えています。
ポイントをピックアップすると、こんな感じか。間違いがあるかも。
詳しくは原文を見てください。
- Borlandは、Turbo Pascalという安価で優れたコンパイラ製品を大衆市場に提供していた。
- 株式を公開してから数年後、大衆市場をターゲットにしたい創業者とエンタープライズ市場をターゲットにしたい取締役会の間に対立が生まれた。
- 取締役会は創業者を追い出し、エンタープライズ市場に乗り出した。
- 企業向けソフトウェアは、開発者たちにとって興味と情熱の正反対のものだった。
WikipediaのDelphiの項を見ると、「Embarcadero社のもとで往年の実力を取り戻しつつある。」とありますね。
優秀な開発チームを生かすも殺すも経営者次第、ということでしょうか。