RadPHP XEのWindowコンポーネントの使い方を紹介します。
WindowコンポーネントはツールパレットのAdditionalにあります。
フォームに配置したWindowコンポーネントはドラッグ&ドロップで位置や大きさを変更できます。
Windowコンポーネントの表示部品のプロパティは次の図のようになります。
MoveMethodプロパティは、ウィンドウを動かしたときの表示方法です。
- mmFrame
新しい位置に長方形の枠組みを表示する
-
mmOpaque
マウスにあわせてウィンドウを移動する
-
mmTranslucent
半透明のウィンドウを表示する
Movableプロパティはウィンドウの移動の可否を設定します。
ResizeMethodプロパティは、ウィンドウのサイズを変更したときの表示方法です。
- rmFrame
新しいサイズの長方形の枠組みを表示する
-
rmOpaque
マウスにあわせてウィンドウを変更する
-
rmLazyOpaque
マウスにあわせてウィンドウのサイズを変更するが、更新しない。
-
rmTranslucent
半透明のウィンドウを表示する
Resizeableプロパティはウィンドウのサイズ変更の可否を設定します。
IsVisibleプロパティは、実行時にウィンドウを表示するかどうかを設定します。
- true
実行時にウィンドウを表示する -
false
実行時にウィンドウを表示しない
JavaScriptで Window1.show(); として表示する必要がある
Visibleプロパティは、ウィンドウを表示するかどうかを設定します。
- true
ウィンドウを表示するタグを生成する -
false
ウィンドウを表示するタグを生成しない
Modalプロパティは、ウィンドウをモーダルにするかどうかを設定します。
モーダルにすると、ウィンドウ上のコントロール以外は入力を受け付けません。
- true
ウィンドウをモーダルにする -
false
ウィンドウをモーダルにしない
Modalプロパティをtrueにすると、IsVisibleプロパティの設定に関係なく、JavaScriptでウィンドウを表示する必要があります。
//ウィンドウを表示する
Window1.show();
JavaScriptでWindowコンポーネントを表示するには、show()メソッドを使います。
//ウィンドウを表示する
Window1.show();
JavaScriptでWindowコンポーネントを非表示にするには、close()メソッドを使います。
//ウィンドウを非表示にする
Window1.close();
JavaScriptでWindowコンポーネントの位置を設定するには、setLocation()メソッドを使います。
var left = 100;
var top = 300;
Window1.setLocation(left, top);
JavaScriptでWindowコンポーネントの大きさを設定するには、setWidth()・setHeight()メソッドを使います。
Window1.setWidth(500); //幅
Window1.setHeight(300); //高さ