大人のための自転車入門
最近、気温も暖かくなってきたので、健康とガソリン代節約のために自転車に乗り始めました。
そんなときに読んだのが、この「大人のための自転車入門」。
入門書なので、初心者にもとてもわかりやすい。
目次は、
- 自転車と健康
- 0km―(自転車と用品の基礎知識)自転車について知ろう
- 20km―まずは近くを走ってみよう
- 50km―本格サイクリングの世界へ
- 目指せ100km!
- 自転車と環境
と少しずつレベルが上がっていきます。
最初の章「自転車と健康」も知らないことがたくさんあり、勉強になりました。
- 脂肪を燃やすためには炭水化物が必要。全く摂らないのは逆効果。
- 体の老化が進行すると筋力(特に下半身)が減り基礎代謝量が低下する。
- ひざ痛によい。(こうすればひざ痛は治せる!―変形性関節症の克服法)
- のどが渇いてからではなく、早めに水分を補給する。
- 自転車に乗り込んで補足引き締まった足を、アメリカでは「バイクレッグ」と呼び、細いけどきれいな筋肉がついたかっこいい足の代名詞に使っている。
女性を誘う時は「足が細くなるから」。
など。
第2章「0km―(自転車と用品の基礎知識)自転車について知ろう」は、自転車についての基礎知識。
自転車の購入を考えている人は、おおいに参考になると思います。
第3章「3. 20km―まずは近くを走ってみよう」。
買物用自転車でも、サドルの高さを正しく調整すれば、20kmは走れる。
サドルの高さが低いと、中腰の姿勢で歩くのと同じで、疲れやすくなります。
変速機の注意点。
前側のギアを内側にして後ろ側のギアを外側にすると、チェーンがはずれやすくなります。
逆に、前側のギアを外側にして後ろ側のギアを内側にすると、チェーンが切れやすくなります。
入門書として、よくできた本だと思います。