郵便と糸電話でわかるインターネットのしくみ

どこかのブログで『郵便と糸電話でわかるインターネットのしくみ』という本が高く評価されているのを見て興味を持ち、読んでみました。

郵便と糸電話でわかるインターネットのしくみ』は、インターネットの仕組みを学ぶ入門書です。
OSI基本参照モデルの下位の層(物理層・データリンク層・ネットワーク層・トランスポート層)が、いかにつながっているかをわかりやすく説明しています。

本書の特徴はわかりやすい比喩と、たくさんの図です。
抽象的でわかりにくい概念を、郵便や糸電話などの比喩を使うことでイメージしやすいように工夫しています。
また図を使うことで視覚的にイメージがわきやすくなっています。

「ここも勘違いしやすいのですが…」というような文字を何度も見かけました。
学習する人がどんなことをわかりにくいと感じているのか、勘違いしやすいのかを、著者がよく理解しているように感じます。

本格的な教科書を読む前に、本書を読んでイメージをつかんでおくと、効率よく学習できることでしょう。
これからインターネットについて学びたいと考えている人にお薦めの入門書です。

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